今回の大会での準備、撤去作業などの写真を紹介します。
演武会場として貸していただいた「着到殿」は重要文化財です。普段は中に入れません。
屋根のある砂利敷での演武も珍しいかもしれません。
当って割れると危ない蛍光灯をはずしました。蛍光灯器具も紐で釣ってあります。文化財は簡単に釘やネジを付けられないからだと思います。
柱や壁などに当たらないような演武にして頂くようにお願いしていました。
我々宝蔵院の槍もそうですが、薙刀、木刀、杖など各流派の方々もどのような演武にするかを悩まれたと思います。
参拝に向かう列も、ちょっとした時代祭りのようです。
もちろん参加者の受付・会場案内などの業務も、日本古武道振興会の関係者で行いました。
この日、時折雨が降る高温高湿度の為、参拝の方は少なめのように感じましたが、外国からの参拝・観光客の方が、演武はもちろんですが、出番待ちの羽織袴に刀を腰に差した方を見て写真を嬉しそうに撮っていた姿が印象に残りました。