伝書の教え 江戸時代、槍の最大流派を誇った宝蔵院流槍術では、大切な教えを集めた多くの伝書がつくられました。 中でも秘伝として家元だけに受け継がれた「家元諸傳秘録」や、そもそも記す事を禁じられた「口訣」などがあり、現代にも伝わっています。これら多くの伝書には、現代の私たちにも共感できる数多くのすばらしい教えがあります。 これらの極意を順次、『伝書の教え』として現代語に訳して解説する試みを始めました。 注)伝書 「寶蔵院流目録聞書」 「家元諸傳秘録」 「鎌槍丸觜口訣」 「鎌槍教法口訣」 他