兵法タイ捨流 興流450周年 記念演武大会 

9月17日(日)熊本県人吉市国宝 青井阿蘇神社で行われた「兵法タイ捨流 興流450周年 記念演武大会」に参加しました。

令和3年に、興流450年を記念した行事を開催する予定で準備を進めてきたものが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け開催を延期されたそうです。

全国から古流18流派が参集しました。
タイ捨流の九曜紋の横にその各流派名があります。

興流450周年、おめでとうございました。

第三十二回 興福寺奉納演武会

2023年9月16日(土)午後二時より興福寺中金堂前庭にて演武を奉納致しました。

今年は残暑があまりにも厳しく、テントをお借りすることに。

裸足で演武する予定だったので、急遽ホースをお借りして石畳に水を撒くことにしました。
(おかげさまで、足裏をやけどせずに演武を終えられました)

五重塔の大規模修理のため、足場が組み始められ、隣の東金堂も含む工事エリアの関係で一部通行止めの通路もありました。

テントの下でないと座って見ていられない暑さでした

興福寺での奉納演武が終わると、いつも摩利支天石にお参りします。
摩利支天は陽炎、太陽の光、月の光を神格化したものであると考えられていて、陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の通力を有するとされます。これらの特性から、日本では武士の間に摩利支天信仰がありました。

摩利支天石の前にて

第一回 春日大社 奉納 日本古武道大会 (裏)

今回の大会での準備、撤去作業などの写真を紹介します。

演武会場での準備中

演武会場として貸していただいた「着到殿」は重要文化財です。普段は中に入れません。
屋根のある砂利敷での演武も珍しいかもしれません。

当って割れると危ない蛍光灯をはずしました。蛍光灯器具も紐で釣ってあります。文化財は簡単に釘やネジを付けられないからだと思います。

柱や壁などに当たらないような演武にして頂くようにお願いしていました。

我々宝蔵院の槍もそうですが、薙刀、木刀、杖など各流派の方々もどのような演武にするかを悩まれたと思います。

参拝に向かう列も、ちょっとした時代祭りのようです。
もちろん参加者の受付・会場案内などの業務も、日本古武道振興会の関係者で行いました。

参道からの様子

この日、時折雨が降る高温高湿度の為、参拝の方は少なめのように感じましたが、外国からの参拝・観光客の方が、演武はもちろんですが、出番待ちの羽織袴に刀を腰に差した方を見て写真を嬉しそうに撮っていた姿が印象に残りました。

第一回 春日大社 奉納 日本古武道大会 (表)

集合写真 B班

「第1回春日大社日本古武道演武大会」が、令和5年(2023年)7月9日に開催されました。

今回は参加団体・人数が多く、一度で参拝できない為にA班、B班の二回に分かれての参拝です。宝蔵院流槍術はB班です。

演武会場は「着到殿」(重要文化財)でした。

まずは、本殿の方向に「礼」
花山院弘匡 宮司

何気なく座って下さっているこの方は、春日大社の神職のトップ、宮司の花山院弘匡さんです。お忙しいのに暑い中、長時間お付き合いくださいました。