古(いにしえ)の誘い
先師の息吹に触れる完成された芸術作品
宝蔵院流には数多くの伝書が伝わっております。そこには、心構えや奥義、技の解説、歌まで絵図も含め、様々なものがあります。またその内容は、現代にも通じるものも多く、仕事や人間関係、自分の心と向き合うなど、先人の苦労と重ね合わせることができます。また本物の伝書は、それを書いた先師の想いが込められており、タイムスリップし直接伝えられているかのような、不思議な魅力を与えてくれます。
先師に思いを馳せて
偉勲を偲ぶ
宝蔵院流槍術が今日、稽古・活動を続けられているのは、開祖胤栄師をはじめとする歴代院主・流儀継承者、高田派の祖・高田又兵衛師と歴代継承者、そして発祥の地・奈良へ流儀をお伝え頂いた石田和外先生をはじめとする歴代宗家・流派代表、そしてご支援頂いている皆様のご努力あってのものです。法要・墓参等の機会を通じて先師に向き合い、先師の想いを胸に刻み、感謝の気持ちを強めています。