
2023年8月26日、流祖覚禅房胤栄師のご命日に流祖のご遺徳を偲び、宝蔵院流槍術のさらなる発展を祈念し、興福寺様の御導師により法要が宝蔵院墓地で行われました。
※慶長12(1607)年8月26日に遷化
2023年8月26日、流祖覚禅房胤栄師のご命日に流祖のご遺徳を偲び、宝蔵院流槍術のさらなる発展を祈念し、興福寺様の御導師により法要が宝蔵院墓地で行われました。
※慶長12(1607)年8月26日に遷化
今回、演武会場としてお借りした「着到殿」について、パンフレットを作って配りました。
「着到殿」は1200年以上前から続く、天皇陛下からの勅使をお迎えして「着到之義」を行う聖域です。この建物は平安時代初期916年に建立され、室町時代の1413年に全く同じ形で造替され、600年以上を経て重要文化財に指定されています。
パンフレット左下、黒衣の方は現在の宮内庁掌典職員、勅使の方です。
春日大社にお参りになる方はぜひ、「着到殿」もご覧になってください。
日本古武道演武大会(日本武道館)に参加する前に恩師である「石田和外」先生の墓(横浜)にお参りました。
令和5年(2023)2月4日
宝蔵院流高田派槍術 第十八世宗家 石田和外
明治36年福井市出身。元最高裁判所長官。
一刀正伝無刀流の第五代宗家を継ぐ一方、一高時代に学んだ宝蔵院流槍術の形が失われることをおそれ、宝蔵院流発祥の地・奈良市の有志にこれを伝えた。
昭和49年3月、第二代全剣連会長に就任。爾来5年2ヶ月の間に「剣道の理念」と「剣道修練の心構え」を制定して正しい剣道の普及に努められた。
流祖・胤栄師が流儀を創始した天文22(1553)年1月12日に因み、本年は、1月14日に歴代院主法要会を興善寺(奈良市十輪院畑町)にて行いました。
当日は、流祖胤栄師の御位牌(山田家所蔵)、二代~五代院主の御位牌(興善寺様所蔵)がそれぞれの御影(中田文花画伯)の前に並べられ、厳かに法要が行われました。